「場づくりワールドカフェ」は、県内の場づくりの先進事例に触れることを通じて、参加者と共に、共助コーディネーターとしての役割や必要なこと、課題等について考える対話イベントです。さいたま会場では、人生100年時代の場づくりをテーマに、地域で輝くための仕事づくりについて考えました。
「100歳まで働ける場をつくる」
【講師】シゴトラボ合同会社 桑原静 氏
講師が運営する「BABA lab」という場(事業)がどのように活動を広げていったのか、自らの体験談に基づいて、苦労も含めた「場づくり」の魅力をあますことなく語っていただきました。シニアの活躍が期待されるこれからの地域社会を考える良いきっかけとなり、後半のワールドカフェでの意見交換につながりました。
「縁をつないで働く」
【講師】LLPじもとメディア 市川勤 氏
10年以上前に地域デビューを果たした講師自らの体験を事例としてご紹介いただきました。縁がつながり「じもと」でさまざまな場や活動機会をつくってきたという話は、誰もが「場」をつくれるという可能性を感じさせてくれる内容であり、(コーディネーターとしての)アクティブシニアの活動イメージを具体的に伝えることができました。
「100年人生で輝くための場づくり」ワールドカフェ&交流会
【ファシリテーター】共助コーディネーター養成講座実行委員会 秋本創
事例報告を踏まえて、地域で輝くための場づくりについて、会場全体で意見交換を行いました。1テーブル4人ほどに分かれ、テーマ毎に人が入れ替わるワールドカフェ方式で対話が進められました。空きスペース等の「場」を持っている人や「場」を探している人、「場」を使いたい人等、さまざまな立場からの参加もあって、活発な意見交換が行われました。